「いわて三陸復興フォーラム・関係人口」

宮古市で開催された、復興庁の新しい東北 「いわて三陸復興フォーラム」に参加してきました。「関係人口 」をテーマとするシンポジウムです。東日本大震災を期に、多くの人が三陸を訪れ、様々な形で支援活動を行い、中にはそのまま移住した人も少なくなかったと思います。

わたしは関係人口とはなんぞや?という観点からもお話をしました。多くの人が訪れただけではなく、それぞれが、人や地域、団体とつながりを持ち、それぞれの長所や特技を活用でき(頭脳が集まると考えれば)一方通行ではない相互交流的関係とならなければ関係人口となっていかないのではないかということです。今流行りの言葉を使えばインバウンドとアウトバンドを同時に行うことの重要性です。そこから多様な可能性が生まれる。イレギュラーバンドと呼んではどうかと・・・(笑い)

他地域からの影響はある意味新鮮であったり刺激的であったりして、ある意味受け入れやすい時もある。例えば、奥さんは、前から旦那が言っている素晴らしい話は、「ふんそんなの」とお尻で聞いていたのに、有名な人が言うと「それは素晴らしい」と考えたりもするでしょう? 行政でも市民の話はあまり聴かず、どこかの大学教授の話はよく聞いたりとか・・・(すみません)。いろんなシーンで手を変え関係人口を活用すると言うことは有効だということを言いたいののです。

そして活かし方はさらに重要で、相手を知らないと活かせません。だからコミュニケーションが必要です。そのコミュニケーションが共感や協働へ繋がり、活かし活かされる関係に成長していくのです。

震災以前から岩手県被災地は、人口減少、経済の低下などの課題を抱えていました。そこに戻るのではなく、新たな粘り強い社会へと変わる必要があった。復興と言うよりは「開拓」だと考えていたのはそう言うことからです。

これから日本は、首都圏も地方も厳しい状況となるでしょう。アメリカや中国の景気の動向に大きく左右され、人口現象を「単純に外国人の受け入れ」で解決しようとしている。私たちも「地域産業パートナーシップ協同組合」を設立して、外国人実技研修生の受け入れを開始しようとしていますが、相互通行の関係を持つことを重要視して取り組む方針です。国会で決議されたことは、すぐには動かせないでしょう。課題が多すぎて、多くの混乱をまねくでしょう。ここからしっかりと詳細を検討し、取り決めをすべきです。

岩手、三陸、遠野、待った無しの課題が山積しています。前向きに前向きに、価値観を新たにして、協働すべきです。(今日どうすべき?)