第8番 遠野郷八幡宮

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市内外から衆人呼ぶ例大祭

 「お八幡さん」―。遠野郷の人々は、年に一度のこの大祭を、こう呼んで待ち受ける。阿曽沼氏時代の建保年中(一二一三―一二一九)に創建。南部氏治世の寛文三年(一六六三)現
在地に遷宮し、八百二十年以上の歴史を重ねている。
 毎年九月十五日の例大祭では、しし踊り、神楽、田植え踊りなどの郷土芸能が繰り広げられ、その様は見る者を魅了して止まない。
 また、圧巻は、境内にある縦走馬場での神事流鏑馬である。建武二年(一三三五)遠野南部の祖が、八戸櫛引八幡に戦勝願奉納以来の伝統を持つ。
 出雲大社の御分霊も祀っていることから、縁結びの神様として参拝する人も多い。

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