第14番 八坂神社

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一本角、牛頭天王祀る

 享保五年(一七二〇)四月の創建。一時衰退したが、元文五年(一七四〇)に再興している。頭に角が一本という、仏神の牛頭天王を祀るといわれている。その昔この地の領主鮎貝志摩守が、戦陣に当たり、境内の杉を旗竿に用いて幸運を得た。
 享保、天明年間に凶作、災害、疫病等に見舞われ、その沈静祈願のためにも、厚い信仰が寄せられた。六月十五日の例祭には、「馬っこつなぎ」が有名で、遠くまで知られ見物客も多かった。樽神輿や奉納相撲も、祭りを飾るイベントとされ、集落総出の享楽の場として大いに賑った。

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